10月1日にNTTドコモがオンライン専用プランである「ahamo」のギガ容量を20GB→30GBに増量することを発表。これがきっかけになり、キャリア系のサブブランドが続々と新料金プランを投入する事態に!オトク度が大幅アップしつつ、キャンペーンも強力すぎる各ブランドの新料金プランについて解説します!
先陣を切ったahamo
オンライン加入専用プランとして2021年からサービスを開始しました。これまではデータ通信容量20GBで月額2970円でしたが、10月1日に改定され30GBで月額2970円。そしてahamoの特徴として海外ローミングでのデータ通信も手続きなくそのまま使えることがあります。
「コミコミプラン+」をリリースしたUQモバイル
UQモバイルは「コミコミプラン(20GB/3278円)」を提供していましたが、新料金プランとして「コミコミプラン+」の受付を11月12日からスタート。
ただし、既存のUQモバイルユーザーには要注意事項があります。「コミコミプラン+」は新料金プランとなり、例えば既存ユーザーがコミコミプランを契約している場合はプラン変更の手続きを行なわないと適用されません。
コミコミプランのままですと、データ通信容量はアップしないので要注意です!
UQモバイルと同じKDDIグループのpovo2.0
povo2.0はトッピングと呼ばれるデータ通信容量プランなどをユーザーが自由に組み合わせて利用できるのが特徴です。10月18日から「データ追加360GB(有効期間365日/2万6400円)」というトッピングが新登場しました。
データ通信容量と料金を12ヵ月で割ると、月30GBで2200円。実は業界最安レベルです。さらに、「1年間トッピング デビュー割」というキャンペーンがあり、年額2万6400円から10%のau PAY残高を還元。
そのため、実質月額1980円で30GBを利用できます。ただし、トッピングは料金先払いとなり、365日間でデータ通信容量をしっかり消費しないと損することになりますので、そこは要注意ですね。
オトク要素がアップしたワイモバイル
既存の料金プランである「シンプル2 M/L」が対象となる「データ増量オプション」の内容が改定されました。これにより最安で月額2178円(8ヵ月目以降は2728円)で毎月30GB利用できますが、「PayPayカード割」「おうち割 光セット」への加入条件があるので、そこは必ず確認しましょう。
ただ、ワイモバイルは現在10周年キャンペーン中で、MNPなら最大で3万6000円相当のPayPayポイント還元のキャンペーンを実施しています。ahamoやLINEMOもキャンペーンが強力で、各ブランド間で熾烈(しれつ)な競争が行なわれています。
キャリアはもうオトクじゃない?
キャリアをオトクに活用できるユーザーには条件があります。データ通信容量は無制限を希望、家族で加入、キャリアの提供する光回線や電気・ガスを同時に契約したり、Netflixやアマプラなどのエンタメサービスにキャリア経由で加入することで大幅な割引となります。
しかし、これらのサービスを必要としないユーザーにとってはサブブランドのほうがオトク要素は大きく、キャリアでもサブブランドへの移行を勧めているのが現況です。
今回、新料金プラン競争が過熱した背景は?
若者のデータ通信量の増加です。YouTubeやTikTokだけでなく、最近ではTVerも視聴時間を増やし、20GBでは容量不足となっていました。
そこでahamoが容量を増量し、各ブランドが一気に追随したのです。
注目の 楽天モバイル
そして各ブランドの新料金プランや改定が出そろった中、注目なのは、従量課金制&月額2,980円(税抜)でデータ無制限利用ができる楽天モバイルです。
楽天モバイルは、MNOとして楽天経済圏における様々な特典を提供しつつ、サブブランド(MVNO)並みの月額利用料となっています。
今後もよりオトクなサービスの発表に期待できます。
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