福岡県内で去年、外国人による携帯電話の不正契約事件が相次いだことを受けて、福岡県警が26日、大手携帯キャリアと防止対策のための協議を行いました。
福岡県警が不正契約を防ぐための対策を協議したのは、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの4大携帯キャリアです。
この協議は、去年5月、ベトナム人男女6人が共謀し、転売目的で偽造在留カードを不正に使用して、最新のiPhoneをだまし取った疑いで逮捕された事件などが相次いだことを受けて行われました。
26日は、契約の際に、在留カードや運転免許証での身元確認を徹底する方法などが話し合われました。
福岡県警国際捜査課の冨崎秀男課長は、「携帯の不正契約は全国で相次いでいる。携帯キャリアと連携して不正契約を見逃さないようにしていきたい」と話しています。
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