8月6日にサウジアラビアのジッダで「FIBAアジアカップ2025」が行われ、日本代表(FIBAランキング21位)がシリア代表(同71位)とのグループ初戦に臨んだ。
54年ぶりのアジア頂点を目指す日本は、テーブス海(アルバルク東京)、富永啓生(レバンガ北海道)、馬場雄大、吉井裕鷹(三遠ネオフェニックス)、ジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)が先発に名を連ねた。
試合開始から吉井、テーブス、富永の連続得点で9-0のランを披露。富樫勇樹、金近廉(ともに千葉ジェッツ)、西田優大(シーホース三河)とともに途中出場したジェイコブス晶(フォーダム大学)が3ポイントシュートを沈めると、終了間際に富樫が長距離砲を突き刺し、18-13で最初の10分間を終えた。
第2クォーター序盤に吉井の3ポイントで6点のリードを奪ったものの、0-12のランを献上。その後もケロン・デシールズを中心としたオフェンスを止められず、32-41と9点ビハインドで試合を折り返した。
第3クォーターは序盤に吉井が立て続けにシュートを決めると、開始1分52秒にホーキンソンの得点で逆転。直後に試合をひっくり返されたものの、テーブス、馬場、吉井の連続得点で相手を突き放した。
第4クォーターに入ると、富永やホーキンソン、金近にも長距離砲が飛び出した。終わってみれば99-68で試合終了。白星発進に成功し、8日に行われるイラン代表とのグループ第2戦に挑む。
■試合結果
日本 99-68 シリア
JPN|18|14|28|39|=99
SYR|13|28|10|17|=68


日本人メジャーリーガー的視点で考える八村塁とJBA&ホーバス代表HCの確執 渡邊雄太選手が事態収拾のため事情説明
八村塁選手が日本バスケットボール協会(JBA)およびトム・ホーバス代表HCに対する批判とも受...