2022年6月30日にマイナポイント第2弾がスタートしました。マイナポイント事業とは、総務省主導で、マイナンバーカードの普及を促進するとともに、消費喚起や生活の質の向上につなげることを目的とした事業です。マイナポイント＝マイナポイント事業、と考えてよいでしょう。一般的なポイントカードのように、「マイナポイント」という名前のポイントが存在するわけではなく、マイナンバーカードそのものにはポイントは付与されません。
対象となるキャッシュレス決済サービスは、電子マネーやQRコード決済、クレジットカードなど、100種類以上あり、各施策ごとに１サービスを選ぶことができます。以下はその一例です。
- 電子マネー：nanaco、楽天Edy、WAON、Suica
- QRコード決済：PayPay、楽天ペイ、au Pay、LINE Pay、dポイント
- クレジットカード：楽天カード、三井住友カード、JCBクレジットカード、イオンカード
以下の３つの施策をすることで合計で20,000ポイントを獲得できます。
最大 5,000円分のポイント
マイナンバーカードを新たに取得し、マイナポイントの申込み後、20,000円までのチャージまたはお買い物をすると、ご利用金額の25%のマイナポイント（上限5,000円分）を受け取ることができます。
マイナポイント第1弾に申し込んでいない方が対象です。
2021年12月末までにマイナポイント第1弾に申し込んだ方で、まだ20,000円のチャージやお買い物を行っていない場合（最大5,000円分までポイント付与を受けていない方）は、上限（5,000円分）までポイントの付与を受けることができます。
- マイナポイント申込み期限：2023年2月末
- マイナンバーカードの申込み期限：2022年9月末 (締め切り間近)
7,500円分のポイント
お持ちのマイナンバーカードを、健康保険証として利用できるよう申込み、マイナポイントの申込みをするとマイナポイントを受け取ることができます。
まだ利用申込みが済んでいない場合、マイナポイントの申込みの際に一緒に申込めます。
6月30日のマイナポイント申込み開始より前に、マイナンバーカードの健康保険としての利用申込みを行っていた方も対象です。
- マイナポイント申込み期限：2023年2月末
- マイナンバーカードの申込み期限：2022年9月
7,500円分のポイント
ご自身の預貯金口座を国（デジタル庁）に登録し、マイナポイントの申込みをするとマイナポイントを受け取ることができます。
マイナポイントの申込み完了後に、公金受取口座の登録をすることもできます。
- マイナポイント申込み期限：2023年2月末
- マイナンバーカードの申込み期限：2022年9月末
100種類以上あるサービスの中でお得なのはどちらのサービスになるのでしょうか。以下の理由により、楽天のサービスになりそうです。
- ポイントの付与条件は全サービスで同じ
- 広大な「楽天経済圏」の中でポイント利用ができる
- 付与された20,000ポイントの利用に伴うポイント付与率が高い
『楽天カード』、『楽天ペイ』、『楽天Edy』のサービスでの申込み方法はこちらです。
マイナポイントを楽天カードで登録する方法はたくさんあります。
- 楽天カードアプリ
- マイナポイントアプリ
- PC
- コンビニのマルチコピー機
- セブン銀行ATM
- マイナポイント手続きスポット
※ 家族カードはマイナポイントに登録できないので、注意してください。
楽天ペイアプリからのみ申込可能です。
≪画像元：楽天ペイメント≫
楽天ペイをマイナポイントに登録する際は、マイナポイントアプリも必要ですが、登録手続きができるのは楽天ペイアプリからだけです。
以下の流れで申し込んでください。
- マイナンバーカードの取得
- 楽天ペイアプリのダウンロード
- マイナポイントアプリのダウンロード
- 楽天ペイアプリで申込
≪画像元：楽天Edy≫
楽天Edyは、タイプによって申込方法が異なります。
- カードタイプのEdy：マイナポイントアプリから申込 ※１
- おサイフケータイのEdy：楽天Edyアプリから申込
※１： NFC搭載ではないスマートフォンの場合は、セブン銀行ATMから申込可能
寺田稔総務大臣は2022年8月30日の閣議後会見で、マイナポイント第2弾について、「1日あたりの申請件数は、8月に入って毎日10万件を超えている。」と述べました。第2弾スタート前と比べると3倍以上のペースで申請が進んでいるとのことです。総務省は、2022年度末までにほぼ全国民にマイナンバーカードが行き渡ることを目標としています。
