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楽天モバイル、ついに「au卒業」へ本格始動! プラチナバンド武器にインフラ独立なるか? KDDI松田社長がローミング段階終了を示唆

なぜ、いま楽天モバイルなのか?

楽天モバイル、ついに「au卒業」へ本格始動! プラチナバンド武器にインフラ独立なるか?

楽天モバイルが通信インフラの“真の自立”に向けて、大きな一歩を踏み出そうとしています。2025年4月10日、KDDIの松田浩路社長は都内で行われた会見にて、楽天モバイルとのローミング契約についての見解を明かしました。

KDDIのローミング支援は段階的に終了へ

楽天モバイルは第4のキャリアとして2020年に本格参入しましたが、エリア整備の初期段階ではKDDI(au)の回線を借りるローミング契約を活用してきました。この契約は楽天モバイルの基地局整備が不十分な地域をKDDIが一時的に補完するもので、当初は2026年3月末までの予定でしたが、現在は2026年9月まで延長されています。

松田社長は会見で、「このローミング収入が徐々に減少していくことはあらかじめ想定している」「収益源として考えていない」と明言。KDDIにとっては一時的な措置であり、楽天モバイルの成長を支援する役割に過ぎないとするスタンスを示しました。

楽天モバイル、どれだけ使っても

楽天モバイル、基地局整備とプラチナバンド活用で“自立”へ

楽天モバイルは現在、自社インフラによる全国エリアの整備を急ピッチで進めています。その中核を担うのが「プラチナバンド(700MHz帯)」の活用です。2024年6月27日からの提供開始以降、地下鉄や屋内など、電波が届きにくかった場所でも“つながりやすさ”を飛躍的に改善すると注目されています。

このプラチナバンドは、既存の1.7GHz帯と併用できるように設計されており、デュアルバンド対応のアンテナに無線機を追加することで、初期投資を抑えながら早期のエリア拡大が可能になります。楽天モバイルはこの仕組みを通じて、より低コストでのネットワーク整備を実現しようとしています。

2026年9月、楽天モバイルは“au依存”から完全脱却できるか

KDDIとのローミング契約終了までに、楽天モバイルが自社回線による完全カバーをどこまで達成できるのか。“au卒業”が現実のものとなるかどうかが、2026年9月にかけての最大の注目点です。

プラチナバンドを武器にしたインフラ整備が順調に進めば、通信品質でも他キャリアに並ぶ存在へと飛躍できる可能性があります。今後の動向に、業界内外からの関心が高まっています。

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