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【合格体験記】データ分析実務スキル検定 シチズン・データサイエンティスト級 [旧名称: CBAS データ分析実務スキル検定(PM級)]

はじめに

2023年6月にデータ分析実務スキル検定 シチズン・データサイエンティスト級 [旧名称: CBAS データ分析実務スキル検定(PM級)]に合格しましたので、勉強内容や思ったことを共有します。本資格の取得を検討されている方に少しでもご参考になれば幸いです。

『データ分析実務スキル検定 シチズン・データサイエンティスト級』とは?

円滑なコミュニケーションを通して全社横断的なデータ活用の推進を支える知識・スキルを問うために、ビジネス側の人材が身につけておくべきデータサイエンススキル、IT知識、データ分析の実務経験を可視化・評価する検定。
https://cbas-exam.jp/pm

試験内容概要

ビジネス(KPIツリーの作成)、データの取扱いに関する利用規約、統計学(統計量や簡単な検定)、機械学習(基本的な手法)、Excel、SQL、PythonとR(前処理・集計・可視化等)といったような、その名の通りデータ分析の実務に必要となるスキルを満遍なく出題されます。

使用教材


対策開始前のレベル

SQLは業務で使用していたため、対策は不要でした。

R、Pythonともに使ったことはありませんでしたが、プログラミング自体は少々経験があるため、変数、型、if文やfor文などの構文の下地はありました。

それ以外はほぼゼロです。

勉強方法

まず、Udemyのコンテンツを全てやる。その後、公式テキストの巻末にある模擬試験を繰り返し解きます。私は4回やりました。同じ問題が10問くらい出題していたように思います。

2/3正解すれば合格なので、試験時はもちろん、勉強する際もどうしてもわからない問題は捨てて、簡単な問題を確実に正解することが大切です。

公式テキストは、模擬試験とUdemyにはないエクセルのパートだけをインプットしました。RやPythonでUdemyでは説明していない関数などを掲載されていますが、試験には出ないと思います。

勉強期間/勉強時間

私は40日くらいでした。勉強時間は机の前に座って学習していたのは70-80時間です。

移動時間やスキマ時間はUdemyのコンテンツを繰り返し何度も音声で聴いていました。

長期戦になるとどうしてもモチベーションも下がってしまうため、短期集中で終わらせることが重要だと感じました。

受験までの流れ

試験はCBT形式で、全国のテストセンターの中からご自身で予約をとって受験するものです。

ほぼ毎日開催されていますので、ご自身の状況に合わせて受験日を決められるというメリットがある一方、受験日の延期を繰り返してしまい、資格取得までの期間が長くなるというデメリットもあるかと思います。

早いタイミングで模擬試験を実施して、合格点取得までの時間を見積もり、受験申し込みをした上で学習すると集中力もアップしそうです。

落ちると再度受験料11,000円(税込)を支払う必要があるのと、再受験まで2週間以上空けなければいけないという制約があります。

そのため、やる気の出ないときは、不合格だったときの状況をイメージして「このお金と時間を他のものに使う!」と自分自身に言い聞かせて勉強しました。

2023年7月からはIBT方式(受験者ご自身のパソコン・インターネット環境を利用し、受験いただく試験方式)も定期的に開催されるみたいですし、こちらを利用して強制力を働かせるのもよいかもしれません。

試験本番について

公式テキストの模試の最初の注意書きに「用紙は集める。持ち帰らないように!」との記載があるため、問題用紙と回答用紙が配布されるのかと思っていましたが、紙は一切配布されませんでした。

計算用紙や計算機も使用不可です。Excelも該当する問題のときのみアプリが起動するため、それ以外ではExcelを利用できません。つまり、暗算できないレベルの問題は出題されない(?)私のときは出題されませんでした。

各問題ごとに「後で確認する」というチェック項目があります。こちらにチェックしておくと、回答状況一覧ページで、チェックした問題にチェックマークが表示されます。そこから再度解くことが可能です。

「わからない問題は捨てる」を意識して臨むと、時間は5,6分余りました。わからなくて飛ばした問題が5問くらいあったので、戻って再度回答を試みました。(結局、わかりませんでしたが。。)

おわりに

私も他の方が書かれて合格体験記を読んで参考にしました。本番の試験では60問の問題を90分で回答する必要があり、「時間が足りない」という意見が多かったように思います。

しかし、模試を何度も繰り返し解くことにより、質問内容を理解するのが格段に早くなります。

その結果、各問題に対して余裕を持って回答することが可能になります。

ぜひ頑張ってください!