
NBA ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が18日、愛知・IGアリーナで会見した。20日まで「BLACK SAMURAI 2025 THE CAMP」を開催。イベントに先立ち、実施への思いなどを語った。
会見の中では日本バスケットボール協会への批判について言及する場面もあった。
「正直、僕が日本代表でプレーすることは自分にとってそんなに利益はないんです。でも、強くなりたいという思いでやっています。その中で、日本代表としてプレーしてきて、いろんなことがありましたし、五輪やワールドカップに出場できるかどうかというギリギリの戦いも重ねてきました。僕は、五輪やワールドカップに出られるか出られないかは、選手たちが頑張って積み重ねてきた結果だと思うんです。それだけに、ここ2、3年の協会のやり方は違うんじゃないかなと思っていて、僕はただそこを指摘しているだけです。それを日本のみなさんがどう受け止めるかは、それぞれに任せたいと思っています。ただ、僕はそれだけ日本のバスケットボールが良くなって、強くなってほしいと思っているんです。」
八村はこれまで日本バスケットボール協会(JBA)やトム・ホーバス監督について
「プレーヤーファースト(選手第一)の精神が見られない。そういう方針の日本代表ではプレーしたくないし、そういう団体とはやりたくない」
「お金目的があるような気がする」
「日本代表にふさわしい、男子のことを分かっている、プロとしてもコーチをやっていたことがある、そういう人がコーチになってほしかった」
など批判的な発言をしてきた。
その後、日本バスケットボール協会の渡辺信治事務総長が、八村の提言について
「非常に重く受け止めている」
と話した。
また、昨夏のパリ五輪に向けた強化試合出場や練習参加をめぐって
「はっきり言うとわれわれ日本協会の中でミスコミュニケーションがあったり、そういったところで彼(八村)に負担をかけてしまったところがところがあると考えている」
と述べた。
1998年2月8日生まれ、富山県出身のプロバスケットボール選手で、身長203cm・体重104kgのフォワード。宮城県の明成高校で全国制覇を経験後、米国ゴンザガ大学に進学し、2019年NBAドラフト1巡目9位でワシントン・ウィザーズに指名された。日本人として初のNBAドラフト1巡目指名選手であり、2023年からロサンゼルス・レイカーズに所属。パワフルなドライブと多彩な得点力を武器に、日本代表のエースとして数々の国際大会で活躍している。
1967年1月31日生まれ、アメリカ・コロラド州出身の元プロバスケットボール選手で、現バスケットボール指導者。米国ペンシルベニア州立大学卒業後、日本リーグのトヨタ自動車(現アルバルク東京)で得点王として活躍し、日本語も堪能。引退後は指導者として活動し、2017年に女子日本代表ヘッドコーチに就任、東京五輪で銀メダルを獲得する快挙を達成した。2021年秋から男子日本代表の指揮を執り、世界で戦えるチームづくりを目指している。
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